炎症性腸疾患とは
炎症性腸疾患(Inflammatory Bowel Disease;IBD)とは、腸が慢性的に炎症を起こす病気で、クローン病(crohnfs disease;CD)と潰瘍性大腸炎(ulcerative colitis;UC)という二つの疾患の総称です。炎症性腸疾患に罹患すると、激しい腹痛が続いたり、下痢が止まらなくなったりします。
炎症性腸疾患は現在の医療技術では、完治が難しく原因も特定できていない難病です。したがって、一度罹患してしまったら一生付き合っていかなければなりません。また、炎症性腸疾患になると、炎症性発がんという癌の発症ルートも増えるため、大腸がんのリスクが高まります。炎症性発がんとは、大腸粘膜に慢性的な炎症がおきることで、発がんを抑制する遺伝子が変異して機能しなくなるなどの原因が考えられていますが、いまだ詳しいことは分かっていません。
では、炎症性腸疾患を発症したら、もう助かる方法がないのかと言うとそんなことはありません。炎症性腸疾患の専門医療機関にて胃カメラや大腸カメラ検査などを行い、症状に応じた治療を行うことで、落ち着かせることが可能です。ほりた内科・胃腸内視鏡クリニックは炎症性腸疾患の指導医が常勤している医療機関です。腹痛が続く、下痢が止まらない、血便がでる、体重が減少するなどの症状でお悩みの方は、すぐに受診いただければと思います。
炎症性腸疾患指導医に求められること
一般社団法人日本炎症性腸疾患学会は、潰瘍性大腸炎とクローン病などの炎症性腸疾患(IBD)における研究、教育および診療の向上を図るとともに、国民の健康と福祉に寄与することを目的として、2022年4月1日に設立されており、2023年7月末時点で1,036名の医師が所属している学会になります。
2024年4月から一般社団法人日本炎症性腸疾患学会で専門医・連携専門医・指導医の制度が発足することになりました。そして、この度、ほりた内科・胃腸内視鏡クリニックの院長である堀田 伸勝 が指導医に任命されました。当院は板橋区の内視鏡クリニックでありながら炎症性腸疾患(IBD)の最先端クリニックとして丁寧かつ専門的な診療を届けてまいります。
専門医・連携専門医・指導医の役割の違いとしては、下記の通りです。
専門医
ひとつの分野に特化し、その病気を専門的に集中して治療をしている医師
連携専門医
地域を統轄している IBD 指導医より認証を受けた専門の医師
指導医
専門医として知識や経験を積み、専門医を育成するために他の医師の教育を行うことができる医師
ほりた内科・胃腸内視鏡クリニックで炎症性腸疾患治療を受けるメリット
炎症性腸疾患(IBD)の指導医による診察
前述した通り、当院は一般社団法人日本炎症性腸疾患学会で認められたIBDの指導医がいるIBDの専門医療機関(IBD指導施設)です。患者様一人ひとりに寄り添い、良質で高度な医療を提供いたします。
管理栄養士による食事指導
ほりた内科・胃腸内視鏡クリニックでは、潰瘍性大腸炎、クローン病に特化した栄養指導を行う管理栄養士が常駐しております。食事のことから、運動のこと、薬のことまで気になることがありましたら、まずはご相談ください!
眠って受けられる大腸カメラ検査
炎症性腸疾患の診断には大腸カメラ検査が必要です。大腸カメラ検査は、痛いイメージがあるかもしれませんが、当院では鎮静剤を使用することができます。
鎮静剤を使用することで、眠って検査を受けられるため、苦しさを感じることもありません。
通いやすいクリニック
東武東上線 ときわ台駅から徒歩3分と、アクセスも非常に良いです。
また、診察は朝9時から18時まで行っており、土曜日も診療しているため、学業や働き盛りの仕事をされている方も通院しやすい環境があります。
検査から専門治療まで
検査から専門治療まで、一気通貫して対応できます。
途中から違う診療所へ紹介されることもなく、安心して通院いただけます。
まずはwebで診察予約
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Step2診察
ご予約いただいたお時間にお越しいただき、診察をします。
炎症性腸疾患の診断には胃カメラ検査・大腸カメラ検査が必要になりますので、診察の当日は、検査のことや下剤についての説明をします。
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Step3大腸カメラ検査
ご予約の30分前にお越しください。
鎮静剤を使用される方は、お車・バイク・自転車でのご来院はお控えください。
検査後、簡潔に検査の説明をさせていただきます。
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Step4後日診察、治療開始
大腸カメラ検査後1~2週間を目途に、再度当院へお越しいただきます。
大腸カメラ検査の詳細結果や、今後の治療方針についてお話しいたします。
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Step5定期通院
胃カメラ検査や大腸カメラ検査で炎症性腸疾患であると診断された際は、症状が落ち着くまでは、1ヶ月に数回のペースで通院いただくこともあります。服薬や食事指導を通じて症状が安定してきたら、徐々に通院の間隔を延ばしていきましょう。