下痢外来

板橋区の下痢外来

板橋区にあるほりた内科・胃腸内視鏡クリニックでは、豊島病院や東京医科歯科大学医学部附属病院などで数多くの下痢の症状を有する患者さんの診療を担当してきた院長の堀田が、便秘外来を通して患者さん一人一人に最適な治療を提供します。

下痢が長期間続くと生活の質に大きな影響を与えるだけではなく脱水症状などにもつながり大変危険です。下痢が続く場合は早期に消化器専門医に相談しましょう。

下痢の概要

一般的に正常な便は水分量が60%~70%程度と言われていますが、便に含まれる水分の量がこれ以上となり、軟便やかゆ状の便、さらには水のような便となったものが下痢です。

4週間以内に収まる下痢を急性の下痢、4週間以上続く下痢を慢性の下痢と呼ばれます。下痢の原因によって下痢が続く期間や下痢の頻度などが異なります。

下痢の原因

下痢の原因

下痢は様々な原因により引き起こされます。例えば下剤や一部のサプリメントなどは、体内から腸管の中に水分を取り込み下痢が引き起こされます。

また細菌やウイルスの感染、食物アレルギーや薬剤の影響により、粘膜が障害を受け、分泌液が亢進することもあります。さらにストレスや食生活の乱れにより自律神経のバランスが崩れ、腸の動きが活発になりすぎることにより下痢となることや薬剤や疾患が原因となり下痢が引き起こされることもあります。

このように様々な要因が下痢を引き起こす可能性があるため、まず何が原因で下痢が起きているのかを特定する必要があります。

下痢の原因の特定

下痢の原因の特定

一般的に正常な便は水分量が60%~70%程度と言われていますが、便に含まれる水分の量がこれ以上となり、軟便やかゆ状の便、さらには水のような便となったものが下痢です。

下痢は大きく急性の下痢と慢性の下痢に分けられます。急性の下痢は主に細菌やウイルスの感染による胃炎によって引き起こされることが多いです。一方4週間以上続くような慢性的な下痢は様々な原因によって引き起こされます。

そして下痢の治療においては、下痢の原因を特定することが非常に重要となります。

代表的な原因としては日本に1000万人程度の患者がいるといわれる過敏性腸症候群(Irritable Bowel Syndrome)、潰瘍性大腸炎やクローン病などの炎症性腸疾患(Inflammatory Bowel Disease)、大腸がんなどです。

またストレスや薬の副作用などでも下痢になることがあります。

当院では排便の状態や症状などを問診を通して確認するとともに腹部の触診や聴診をおこないながら、便秘の原因を特定していきます。また必要に応じて血液検査や大腸内視鏡検査(大腸カメラ)も実施します。

当院の大腸カメラの特徴は鎮痛剤や鎮静剤を使用し、うとうと眠くなるような状態で検査を行うことができ、痛みや不快感を和らげることができる点です。

また日本の内視鏡機器の会社として様々な内視鏡を全国の医療機関に提供しているオリンパス社製の新鋭のスコープを用いますので、腸管を押して不快感を起こす可能性が低く、スコープ先端にフードを装着することでより短時間での検査を実現しています。

下痢と関連する疾患

過敏性腸症候群(IBS)

過敏性腸症候群(Irritable Bowel Syndrome:IBS)は、小腸や大腸に炎症などの異常が見つからないにも関わらず、便の異常や腹痛・膨満感などの消化器症状が起こっている状態のことをいいます。

 

潰瘍性大腸炎

未だ原因が不明で、長期間に渡り慢性的に大腸に炎症を起こす病気です。炎症とは大腸の粘膜に白血球やリンパ球といった血液の細胞が集まり、粘膜が負担を受けてただれて出血などを生じる状態です。

残念ながら未だ完治することが難しい病気で日本では難病認定をされています。

 

大腸ポリープ

大腸の粘膜の表面が盛り上がった腫れているものを大腸ポリープといいます。

大腸ポリープは、大きく腫瘍性ポリープと非腫瘍性ポリープに分けられます。さらに非腫瘍性のポリープは過形成性、過誤腫性、炎症性ポリープに分類されます。一方、腫瘍性のポリープも大腸ポリープの8割以上を占めるといわれる腺腫とがんに分けられます。

 

大腸がん

大腸がんは、大腸に発生するがんのことを言います。大腸がんは50代から発症が増加することが確認されており、高齢になればなるほど罹患率も高くなります。女性よりも男性の方が2倍程度、罹患しやすく死亡率も高い傾向にあります。

下痢の検査

下痢の検査

下痢では問診や触診や聴診、さらには必要に応じて血液検査や大腸内視鏡検査を行うことにより原因を特定します。

下痢では、その原因によって治療法が大きく異なるため、検査と診断が非常に重要となります。また診断が確定した後も症状に応じた最適な治療が求められます。

下痢が続く場合は、ただの下痢と思って放置するのではなく、早めに消化器専門医の診察・検査を受けることが勧められます。

当院では、東京医科歯科大学付属病院や豊島病院で内視鏡を多く行ってきた院長が、鎮痛剤や鎮静剤を使用しながら、痛みや不快感の少ない内視鏡検査を行うことが可能です。

また世界にも普及している日本の内視鏡機器の会社、オリンパス社の新鋭のスコープを用います。この内視鏡を使うことにより、腸管を押して不快感を起こす可能性が低くまろ、スコープ先端にフードを装着することでより短時間での検査を実現しています。

下痢の原因に応じた最適な治療選択

下痢の原因に応じた最適な治療選択

下痢の原因を特定した後に、患者さんと一緒に納得感のある治療を相談して決めていきます。下痢や下痢を症状とする様々な疾患は長く付き合っていかなければならないことがあります。

最新の研究や臨床の動向はもちろん、患者さんの趣向やライフスタイルも踏まえて、患者さん個々人にとって最適な治療を模索していきます。

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